家長昭博 選手の在籍する川崎フロンターレが大きなタイトルを掴みました☆

アキは、ガンバJr.Y時代から天才と呼ばれ、チームの中でも常に王様で、ズバ抜けた存在でした。

そんなアキの背中を追い続けて、松岡はどうにかトップチームには昇格できましたが、その先は差が開く一方でした。

そんなアキも、日本中のJリーガーから注目される存在であり続けてきましたが、決して順調に全てが進んできたわけではなかったと思います。

国内に留まらず、スペインや韓国への移籍もある中でたくさんの経験をし、今年に関しては大きな期待を背負って移ってきたチームでの右足の骨折による戦線離脱。

辛くキツイ時期を過ごした事と思いますが、『逆境にこそ強い』のが、アキ。

満を持して復帰したアキは、見事にフロンターレの大きな戦力として機能し、今日のJ1優勝！という偉業に大きく貢献したと思います。

復帰してからのアキのプレーには、いい意味でアキらしくない輝きがありました。

“天才”と呼ばれ、育ってきたアキでしたが、『本気で闘う』プレーを見たのは、間近で一緒に育ってきた松岡でさえ、数えるほどにしかありませんでした。

言い方を変えれば、『本気を出さなくてもやれてしまう』のが、天才でした。

この男がチームのために走り、本気で闘う事ができたなら…。

そう考えてしまうのは、松岡だけではなかったと思います。

ですが、今季のケガから復帰後のアキは、『本気で闘う選手』となってフロンターレに戻ってきました！

チームの勝利のために持ち前のキープ力で起点を作り、最大の武器である『縦への仕掛け』も健在。

そして、攻守の切替も速く、ピンチと見るや自陣最後方まで戻って、体を張った守備をする。

本当に魅力ある選手だな、と心から感じると共に、J1優勝という結果に賛辞を贈りたいと思います。

アキ！　そして、川崎フロンターレに関わる全ての皆様、この度はJ1優勝おめでとうございます☆