ロアッソ熊本 vs 徳島ヴォルティス
10月22日、えがお健康スタジアムで開催されました『ロアッソ熊本 vs 徳島ヴォルティス』の試合をDAZNで解説させていただきました。
連敗ストップをして、J3降格圏から差をつけたい熊本。
連勝して、プレーオフ進出はもちろん、J1自動昇格を狙いたい徳島。
試合は、立ち上がりから徳島がボールを握り、熊本がカットしたボールも、切り替えとリスク管理の利いている守備で、すぐにボールを回収し再び攻撃に繋げる展開。
ですが前半11分、徳島のビルドアップに対してパスカットに成功した熊本 三鬼選手が安選手に縦パス。
それに連動して追い越しの動きでボールを引き出した八久保選手が、ドリブルで運び、DFとGKを引き出した中でゴール前への横パス。
それを冷静に右足で流し込んだのが、エースの嶋田選手。
狙い通りのショートカウンターが決まり、熊本が先制。
その後も、ボールを握りながらゴールを目指す徳島に対して、なんとかそれを凌ぐ熊本でしたが、後半56分。
徳島のカルリーニョス選手のミドルシュートのこぼれ球を馬渡選手が拾い、1人交わした後、角度のない場所から豪快かつテクニカルなシュート。
それがゴール右隅に決まり、1-1の同点に。
その後も、ボールを握る徳島に対して、堅守からのカウンターを狙う熊本。
という構図は変わらず試合が進みましたが、両チームとも得点を奪うことはできず、このまま引き分けで試合終了となりました。
熊本にとっては、狙い通りの形でゴールを奪えた事。
徳島は、安定した試合運びができ、引き分けでしたがプレーオフ圏内の6位をキープできた事をポジティブに捉え、また次節に向けて良い準備をしてもらいたいと思います。
松岡も5日後の28日に、自身が在籍した両クラブ『ロアッソ熊本 vs V・ファーレン長崎』の試合を解説させていただきます。
しっかりと勉強してこの日を迎えたいと思います。
よろしくお願い致します。