仲間が帰ってきた!!!
SANXTASに雄太が帰ってきた!!!
左がトップクラスのエース唯斗。
右が雄太です☆
出会いは1年前。
福岡市内で開催していたサッカースクールでコーチをしていた時に、突然 久留米から体験に来た雄太。
第一印象は、とても大人しくて控えめな性格。
周りのスクール生達が強烈な性格な事もあり、完全にその中に埋もれてしまうような子でした。
久留米のお家から福岡市内までの距離は片道50kmほどで、高速道路を使っての往復となるため、正直「これは続かないだろうな。」と思いましたが、
体験後の雄太は「ここでサッカーがしたい!」と小さな声ではありましたが、自身の意思表示をしてくれました。
すると、その後の雄太にみるみる変化が…。
毎週のスクールに真面目に通い、練習を重ねている内にどんどんプレーが積極的になり、少しずつ目が輝やき出しました。
久留米市内で所属していたチームでも同学年の試合に少しずつ出してもらえるようになったと喜んでいました。
その後、久留米にもスクール展開をする事になり、雄太は久留米のスクールに移り、変わらず頑張ってくれていました。
そんなある日、雄太から「スクールをやめます。」と涙を流しながら話がありました。
どうやら、勉強の方の成績が良くなかったようで、本格的に勉強塾に通う事になり、塾とスクールの時間が重なるためにスクールに来られなくなる、との事でした。
サッカーのプレーに自信が生まれてきた事から、性格もどんどん明るくなり、毎週のように、チームの試合で出た課題をスクールに持ち込み、スクール練習の前には雄太自身から「こんなプレーが上手くできなかったから、アドバイスをください。」と言ってくるようにもなり、とてもイキイキしていた時期でもあったので、この時は本当に残念な気持ちになりました。
ですが、それから数ヶ月後。
少しずつ勉強の成績が良くなり、塾の授業後の居残り勉強をしなくて済むようになったために、スクールに遅れてでも参加したい!という事で、雄太が戻ってきました。
ですが、スクールでの練習時間が多く持てない事や、その時のスクールが閉校する事もあり、再び雄太はスクールをやめてしまう事になりました。
この時も雄太の表情は曇っていて、心の奥にある本心を抑えながら話をしてきた様子だったので、とても残念な気持ちになりました。
そんな中、2017年4月からSANXTAS開校!
8月に入り、雄太から連絡が…。
「もう一度、一緒にやりたい!」
との事でした!
勉強のレベルアップも叶い、所属チームでのレギュラーはもちろん、今では上の学年の試合にもメンバー入りするようになったんだとか。
福岡市内のスクールに通ってくれていた時から、大きなサポートをしてくれていたお父さん、お母さんにも
「おれはココでサッカーがしたい!」
とはっきりと自分の言葉で伝えたようです。
これには、お父さんお母さんもビックリされたようで、
「そんなに雄太にとってココが大切な場所なら。」という事で、雄太が帰ってくる事になりました☆
今では小学生5年生の雄太が、
SANXTASのトップクラスで中学生に混じり、以前と変わらず熱く練習に取り組んでくれています。
この件で一番嬉しい事は、雄太の『目』が変わった事です。
サッカーを通して、プレーの上達はもちろん、勉強の成績アップ☆
そして、自分の“芯”を見つけ、それをしっかりと伝えられる人間に成長した事は、本当に本当に嬉しく感じています。
これからも大好きなサッカーに本気で取り組み、雄太色の虹を架けていってもらいたい!と心から願っています☆