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アビスパ福岡 vs 京都サンガ
3月9日、博多の森陸上競技場で開催されました『アビスパ福岡 vs 京都サンガ』のゲーム解説をさせていただきました。
この日は気温20度超え、春の訪れを感じさせる最高のサッカー日和となりました。
前線からのプレスを仕掛け、ショートカウンターを狙う福岡。
それに対して、後方からビルドアップを試みる京都。
ゲームは、両チームが今季志向する『ボールを大事にしながらゴールを目指す』というスタイルが ぶつかり合う展開となりました。
ボールサイドに人数をかけ、足元足元へと繋ぎ合わせていくパスワークに加えて、時にロングボールで相手の背後を突くプレーでアクセントをつけていく。
攻撃時のリスク管理も高く、奪われた後の切れ替えの速さからボール奪取に繋げ、再び攻撃に繋げる、というような場面が両チームに見られ、我慢比べの時間が続きました。
そんな中で迎えた71分、左サイドから中央へ切り込んできた京都の黒木選手が宮吉選手とのワンツーで抜け出し、冷静にゴール左隅へシュート。
これが決まり、京都が先制!
その後、メンバー交代も含めて攻撃に厚みをつける福岡の狙いを
京都は 闘莉王選手を中心に安定した守備で凌ぎ切り、アウェーの京都がこのゲームを0-1で ものにしました。
開幕から3戦を終えて 2敗1分けと苦しむ福岡ですが、
今季志向する攻守に渡るアグレッシブなサッカーは、とても魅力あるものだと感じます。
アタッキングサードでの攻撃のバリエーションとフィニッシュの精度に磨きをかけ、次節こそ今季初勝利を☆
期待しています!
次回は3月30日、『V・ファーレン長崎 vs 大宮アルディージャ』のゲームを担当させていただきます。
魂を込めて解説します。
どうぞよろしくお願いします。